資産運用

イギリスのEU脱退について

4つのシナリオ

  1. ノーディール
  2. 5/22のEU議会選挙までの延長
  3. 6月末までの延長
  4. 12ヶ月延長

ノーディール

イギリス国内で意見がまとまらないので、端的に言うとEU離脱の取消という意見。これは3/29までの離脱期間では、イギリスがEU離脱を取り消すというのは当然可能だというEU司法の判断でした。3/29を過ぎて暫定延期中の現在、その判断が有効なのかは微妙ですが、ありそうな話しです。

5/22のEU議会選挙までの延長

EU議会選挙が5/23-26で予定されているので、それまではイギリスのEU脱退を延期しようという案です。6月末までの延期を望んでいるイギリスに対してEU側が譲歩できるギリギリラインではないかと思います。フランスやオランダがイギリスに迫っているところを考えると6月末のイギリスの希望を丸呑みは難しいのではないでしょうか。。。

6月末までの延長

イギリスが再延長した4/12では、議会をまとめきれなかったメイ首相の止血目的の案と言える選択肢ではないでしょうか。短期の延期を繰り返しながら、イギリス国内をまとめたいということだと思います。しかし、6月末案をEUに認めてもらおうとしても、イギリス議会の意見がまとまっていない状態では難しいと思われるので、イギリス議会の何らかの合意は、必要ではないでしょうか。

12ヶ月延長

これは、短期延長を繰り返そうとするイギリスに振り回されたくないEU側の折衷案です。個人的には、有力候補だと思っています。イギリスが離脱するかどうかでEU全体(ユーロ)も毎度影響を受ける状況を避けたいという思いが強いと思います。さらにイギリスに対して、EUのガバナンスが最低限有効で、短期延長の繰り返しではなく1年延期したうえでの結論というEUらしい考え方だと思います。メイ首相の不信任が12月に否決されて、1年間は不信任案が出されることがないので、2019年12月まではメイ首相がリーダーシップをとることになるので、12ヶ月延期の期間的にも最適なラインではないかと思います。12ヶ月延期で、メイ首相がまとめきれなかった場合は、再度不信任案が提出され、メイ首相を下ろすというオプションが残せるわけなので、イギリス議会的にもアリではないでしょうか。

その他の参考情報

  • EUって27カ国の連合チームですよ。
  • フランス、オランダは、この話しもうええやろって感じ
  • イギリス議会(保守党と労働党)は、メイ首相に対するカードは12月まで使えない
  • イギリス議会選挙、再度国民投票、新たな条件でEU残留、ノーディールぐらいのオプションになるのか。。。

EUにおけるイギリス特権

EU予算のリベートを受け取る権利、パスポートコントロールの解除権、シェンゲン協定への不参加、新財政協定への拒否権、銀行同盟への不参加…再加盟なんて話しになるとさすがにこの辺りの特権は失うとの見方が強いです。

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